はぴひび

文系/院卒/女/総合職挫折/現在一般事務兼主婦

Instagramによる自己顕示欲とその底知れぬ深さについて

こんにちは。かつです。

ツイッター民だったのですが、最近インスタをやってみました。

適当に投稿するだけで知らない人からすぐいいねがつくものなのですね。

この例えようもない高揚感と、満たされ切らない満足感がいいようにブレンドされて底なし沼のようにハマりそうです。

世界中で流行るのもわかる。

 

インスタのアカウントを作ってからしばらく誰もフォローせず、適当に

俳優さんとか、

誰かと食べに行くカフェとか(カフェに関する写真のアップ日を見て、閉店していないかを確かめるらしいです)、

メイク動画とか、

柴犬とか、

美しい外国人モデルさんとかを、

検索画面を使って遊んでたのですが、

 

子どもや食べ物の写真が多くて驚きました。

 

子どもの写真はアルバム代わりに使うのかなーとか、食べ物の写真は友だちとの会話のきっかけにするのかなーとか思ってたんですけど、

 

自分で写真を投稿してみて、『あれ? 違うのかな?』と思いました。

 

そこで、インスタの醍醐味は自己顕示欲であり、単にアルバム代わりだとか会話のきっかけではここまで流行りはしなかっただろうという仮説を立てました。

この仮説をもとに、ではなぜ子どもや食べ物の写真をアップするのか。を考えてみようと思います。

 

 

案1:自分の写真がネットに流れ、めちゃくちゃに使われるのが怖いから

(i)赤ちゃんの場合

これを理由に子どもの写真を載せてるならタチが悪すぎるのであまり考えたくないものですが、最初に思いついてしまったのですから仕方がありません。

自分の写真がネットに流れるのは嫌だが子どもは構わないと思う人って、将来子どもから『自分が正常な判断ができないうちに、勝手にネットに顔写真をあげられ精神的苦痛を受けた(〇〇な危険にあった/事件に巻き込まれ肉体的損傷を受けた)』などと訴えられでもしたら とても悲しい家族関係になりそうです。まともな言い訳もできないでしょうし。

いや実は『赤ちゃん本人がインスタに投稿してました』なら私はぐうの音も出ない訳なんですけど。

赤ん坊ならたいてい顔は一緒なので、めちゃくちゃに使われても『これはあなたじゃないわ、、似ている別の誰かよ』と言い訳にも使えそうだし。

 

(ii)食べ物の場合

食べ物の写真をアップしている人は、ネットリテラシーを考えるともっともらしい理由になりますね。でも、これだけで自己顕示欲は満たされるものなのだろうか。特に自分がプロデュースした食べ物でもなく、自分が作った食べ物でもないなら、それにいいねが付くだけで嬉しいものなのだろうか。

虎の威を借る狐というか、そんなことでいいねがついても多少の不満は残りそうなものですが。

いや実は、インスタはそんな多少の不満などどうでもいいと感じさせるほどにいいねが欲しくなるシステムなのかもしれなくて、そうなると本当にインスタから抜け出せなくなりそうですね。

 

 

案2:みんな赤ちゃんと食べ物の写真をアップしているから

(i)赤ちゃんの場合

『えー! かつさんったら、インスタに子どもの写真を載せないのね! 変わってるわね〜』などとママ友に言われてしまう場合です。

ママ友の間でも、『この前のソバさんのお子さん、インスタで見たけど可愛いわね〜』『いえいえ、先日アップされてたテンヤさんほどでは〜』みたいな話になってしまうと、赤ちゃん云々よりもその和を乱さないようにするためにアップせざるを得ない状況になってしまいそうな気がします。保育園情報を始めその他生活に必要な情報って、同調圧力の末に得られたりしますもんね。でもそのような圧力に流されてアップしていると、気持ちを割り切らない限り体調をくずしそうです。

 

(ii)食べ物の場合

高校生などなら、それがクラスでの流行りとかなら、カーストを上げる為に必要だったりするかもしれません。

イケメンやクラスの可愛い子に『え、キミはインスタやってないの? 』みたいなこと言われたら「みんなやってるし……」で始めてしまっても致し方なしか。いやそれでも、

好きな人とインスタ映えする菓子を求めて自転車をこぐなんて、それはそれで世界一楽しい時間のような気もしますね。

 

 

案3:なんだかんだ、食べ物と赤ん坊にいいねが集まりやすい

(i)(ii)赤ちゃん、食べ物の場合

そうなると、インスタのトップに出てきても不思議ではありません。

以前なにかの本で、赤ちゃんは守られるために『守りたい』と思わせる顔の造形をしているとかいうのを読んだ気がします。

目が下についているからとかなんとか(忘れた)。

食べ物も、人間の三大欲求の一つだし、他の三大欲求は載せようにも載せづらいから乗ってないだけとかで。

赤ちゃんや食べ物に対して嫌悪感を抱く人もそうそういないだろうから、いいねがつきやすくても不思議ではないですね。そもそもそんな設定だったりするのかな。

 

 

案4:かつの好きなものとして、赤ちゃんと食べ物が推測されている

グーグルなど顧客情報が集められていて その人に向けた広告を打ち出しているそうだから、これはあるかもしれません。

私のスマホでは赤ちゃんと食べ物の写真ばっかりだけれど、隣に座るお姉さんのインスタには俳優さんや風景画ばかりが載っているのかもしれないですし。

何がどうなって赤ちゃんと食べ物が好きな人になってしまったのかは分からないですが、これはありうるかも。

 

案4:今の日本には楽しいことは赤ん坊と食べ物しかない

雑すぎる?

 

案5:そもそも仮説である『インスタの醍醐味が自己顕示欲である』が間違っている

雑すぎる

 

いやまぁ私が言いたいのはこういうことでなくて(案を出すのに飽きてきた)、その自己顕示欲と中途半端な満たされ具合について書きたかったのだけれど、どういう結論にするのか忘れてしまったな?笑

 

とりあえず、「インスタはヤバイ」と思いました。